…真由side…

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「よし、もう解散したし一緒にサッカー部の部室行かない!?」 小林君が早速誘ってくれたのは嬉しいけど…… 「ごめん、先行ってて!」 小林君に謝って私は詩織の席に向かった。 「詩織!!」 「あれ、もうサッカー部の部室に行ったのかと思ってた。 どうしたの?」 「詩織は何部に入るか決めた?」 「うん、私は帰宅部に入る予定。」 「それは部活に入るとは言わないじゃん!! サッカー部のマネージャーを一緒にやろうよ!!」 詩織を必死に誘う。 断られるかな、詩織は……多分サッカー嫌いだし。 でも一緒にサッカー部のマネージャーになることで詩織を救いたい。 詩織を深い深い自責と後悔の念から救いたい。
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