プロローグ

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だって私達の中学校はゴキを見ない日はない程ボロ校舎。 でも目の前の岡坂学園高校の校舎は超綺麗だし、洒落ている。 テンション上がらない訳がない!! 「よし、せーので校舎に入ろう!! せー……」 「ちょっと待ったぁああ!!」 詩織が突然止める。 「何? せっかく気合い入ってたのに~……」 「あんた、この洒落た学校の敷地にスカートの下にダサいパジャマ履いて足を踏み入れるの!?」 「え、でも寒いし。」 「寒いじゃない!! 脱いで!」 鬼のような形相でそこまで言われたらしょうがない…… 私は渋々パジャマのズボンを脱いだ。 「気を取り直して、せーの!!」 校舎の敷地に足を踏み入れる。 私たちの高校生活はどうなって行くのかな。 楽しいものでありますように!!
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