二踏:力と代償

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「待てよ・・・」 そこで緋影あることに気づく。 「俺が契約したら・・・お前は、夢緋は日光を一生浴びれなくなるのか?」 「まあね・・・。でも気にしなくていいよ?私は・・・今まで通りで」 「何年日光浴びてないんだ?」 「生まれてからずっと・・・二百年ぐらいかな。」 こいつ・・・。 話のレベルが違いすぎる。 あいつは二百年、一回も日光を浴びたことがないのに・・・。 俺は・・・! 「本当に気にしなくていいんだよ?そのかわり私と四六時中一緒だね!あは♪」 この笑顔は・・・俺の嫌いな笑顔だ。 俺はこの笑顔を知っている。 我慢とかじゃない、絶望、それに一番近い。 こいつは優しすぎる。 緋影は夢緋をギュッと抱き寄せた。 「緋影?」 「ありがとう・・・これから俺は何より夢緋、お前を大切にする」 「緋影・・・・・・うん♪」 夢緋の笑顔が少し戻った。
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