プロローグ

2/15
611人が本棚に入れています
本棚に追加
/188ページ
1863年 4月――― 衰退していく江戸幕府。 それにより治安は乱れた。 もっとも治安の悪い京の都。 佐幕派と倒幕派が入り乱れるその場所に一人の侍がいた。 その侍は髪を高く結い、片目は包帯で巻き、大小の刀を腰に差している。 一風、少年のように見えるが少女だ。 少女の名は、黒羽 緋翠(くろは ひすい)。 これは新撰組と長州志士と緋翠の物語――――
/188ページ

最初のコメントを投稿しよう!