芹沢鴨と僕。

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新見「なんでお前がここにいんだよ…」 緋翠「浪士組ですから。」 新見「……裏切ったのか。」 今日はよく殺気を浴びますねえ… 緋翠「そんなわけないでしょう。 察してくださいよ…。 相変わらず馬鹿ですね。」 新見「あー、そういうことか…。 って馬鹿はねぇだろ!」 僕が裏切るなんてするわけないでしょう… 緋翠「全く…。 丁度いいんで、芹沢さんのいる部屋まで案内をお願いします。」 新見「芹沢さんに会いに来たのかよ!?」 緋翠「先ほど町でお会いして後でと…」 新見「…もし死んだら骨は拾ってやるからな…」 死んだらって… 緋翠「冗談言わないでください。 あなたには拾ってもらいたくない。」 新見「ひどっ!?」 緋翠「…それに、まだ死ねないですから。 さあ、早く案内してください。」
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