プロローグ

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メイシスの姫である華河藍(かがわあい)が、暗いはずの夜の街を走っていた。 その日は夜になっても、何故か明るい。 理由は、今この星が戦争まっただ中のような状況にあり、ある輩が城に火をつけたからだ。 そのため、普通は真っ暗なはずの夜が、燃えさかる炎によって街全体を明るくしているのである。
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