プロローグ

3/7
前へ
/230ページ
次へ
なぜ一国の姫が走っているのか。 それは城に火をつけた者達に狙われているからである。 が、走っているのは藍だけではなかった。 前に父、後ろに母も走っている。藍を守るためだ。 「居たぞ、あそこだ!」 一人の男が藍達に気づき、仲間と共に追いかけてきた。 「もう少し頑張るんだ!あと少しで宇宙船があるから!」 父は、息を切らせながら藍と母を勇気づけた。 宇宙船が見えてきた、その時。
/230ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加