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朱「碧~」
愛しの朱が俺に甘えた声で話しかけてくる。
大方予想できるけど。
碧「どうした?」
朱「ケーキ食べても良い?」
ほら、やっぱり甘いものだ。
ったく、この甘えん坊は………
碧「ダメだ、まだ時間じゃ無いだろ?」
朱「むぅう……、だって食べたいんだもん………」
碧「太るぞ? すでにぷにぷになのにもっとぷにぷにになるぞ?」
朱「うっ……」
碧「良いのか? ぷにぷにになって(笑)?」
朱「うっ……」
そろそろ泣くぞ、ほら泣くぞそーら泣いた
朱「わぁぁぁ...」
碧「ほら、泣くな後一時間だろーが」
朱「わぁぁぁ、ヒック、碧のいぢわるぅぅ………」
碧「我慢しろ、その代わりに良いものやるから」
朱「ヒック、良いものって、ヒック、何?ヒック」
碧「俺の唇」
朱「いつももらっんむっ………」
ほら、大人しくなった。
朱「バカァァァ」
碧「フ、顔が真っ赤だぞ?ケーキよりも美味かっただろう?」
朱「知らない」
顔を真っ赤にしてそっぽを向くコイツが愛しくてたまらない。
だから、俺はついつい甘やかしてしまうんだろうな
END
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