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その言葉に葉樹はそうかと告げ、バインはリーフを愛でることに集中する。いつの間にやらそこにニードルも加わっており、リーフは幹部三人から撫でられていた。
それを和やかに見ながら葉樹はふと思い出す。幹部三人は人間体になれるのだ、だがその姿の時の名前が無く。葉樹は幹部が人型の時の名を考え始めた。
そして、ポイズンを毒島真人(ぶすじままひと)、ニードルを荊千晴(いばらちはる)、バインを蔓山絞夜(つたやまこうや)に決め、早速人間体になってもらうことにした。
無言で人間体になる三人、その横で何故かリーフが踊りがら言う。
「みみみーみ、みっみみみー」
翻訳すると、『人間体になーれ』であり、人間体になれなかった自分の手をみて、あれ?なんでぇ?と言わんばかりに首を傾げていた。それを見た人間体になった幹部三人と葉樹ははリーフの頭を撫でていた。
しばらくリーフを愛でていた葉樹は、三人がどのような姿になったのか気になり、三人を見る。
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