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素早く走る巨人にロボは対応出来ず、あっさりと捕まった。巨人は足を元の二本足に戻し、ロボに根を生やし、動きを奪う。危険を察知した自称戦隊は操縦席から外へ逃げ出した。
自称戦隊の武器は銃、剣、スーツ共に少しゴツくなっていて、少々能力や機能も付加されているようだ。果敢にも立ち向かって来る自称戦隊、葉樹は攻撃を避けながら観察する。
(能力的に居なくなった緑と黒の穴を埋める為だろうか?まあ、さして脅威になり得ないな)
弾丸は大きさと速度が増し、剣は斬撃を飛ばせるようになっていたものの、葉樹生やした木の板で防げる範囲であり、手に負えないほどでは無く、葉樹は一瞬で距離を詰め、三人の鳩尾を殴る。
しかし、防御力も上がっているのか、自称戦隊はギリギリで意識を保っていた。そこへ巨人の拘束されたロボの拳が飛び、葉樹に向かって降って来る、葉樹は地面から木の腕を生やし対峙した。
木の拳はロボの拳と同じくらいの大きさであり、ロボの拳を掴んだ。
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