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互いに拮抗する拳、次第にロボの拳が圧され、メキメキと嫌な音が聞こえる、そしてついに、木の拳がロボの拳を握り潰した。爆発し破片が跳ぶかと思ったが、葉樹が球状に木を生やし、被害を抑える。
どうやらロボは操縦席に居なくてもある程度動かせるようで、戦隊は第二波を放とうとした。だが、それを予想していた葉樹が隅々まで根を生やしていて、阻止されて不発に終わる。
自称戦隊は絶望したような顔になり、葉樹をそれを見逃さず、自称戦隊を気絶させようと動く。上がった防御力に邪魔されながらなんとか三人を気絶させると、ロボに変化が訪れる。
合体が解け、それぞれのメカが投げ出され、落下しだしたのだ。葉樹は大惨事になりかねないと思い、すぐに巨人に飛び乗る。巨人は乗らずとも操れるが動きに精密さに欠け、街を壊しかねないからだ。
三機全てを受け止め、空いた場所へと置いて行く、葉樹は全てが終わると巨人は消し、廃ビルへと帰っていった。
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