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「何をしようとしているんだ?こんな大衆の面前で」 それを聞いて三人は辺りを見渡し、遠巻きに見ている人々の多種多様な視線が突き刺さり、身じろぎをする。その内騒がしい奴が逃げるなよと言って姿を消す、葉樹達がそれを大人しく待つはずも無く立ち去った。 見ると遠巻きに見ていた人々も動き出していた。数分後、葉樹達が居た場所に赤、白、紫のスーツを来た三人が駆け足で現れた。 「待たせたな!青年達から話は……あれっ?」 名乗りを上げようとするが、目的の人物が居ないことに気付き驚く戦隊、道行く人々の奇異の視線が冷たくて、赤と紫は居心地が悪かったが、白はその視線に快感を感じていた。 葉樹は青年三人が自称戦隊であることを知っていて無視した。まあ知らなくても待つ義理は無いと無視するが、あれから葉樹達はデパート内の各店舗を回り、ベンチに腰掛ける。 今の所あの三人に出会ってはいないが、用心するに越したことはないだろう。
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