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それから時が経ち、葉樹は怪人達に、凍華は氷の一団に連絡して帰る準備をする。和気藹々としながら帰路に着き、騒がしく歩いていたが、人気がない場所に通りかかった時、嫌な予感がして葉樹は立ち止まる。 振り向くと皆も同じだったようで、騒ぐのを止めて静かになっており、その中で小さな声が進行方向から響いていた。話を聞いていると、どうやら自称戦隊が親子連れに言いがかりをつけているようだった。 葉樹は凍華をスノウに預け、ウインターと共に戦闘用の姿になり、様子を見る。ウインターの容姿は氷の宝冠を被った騎士で、手には剣をもっていた。 「その子はこちらで保護させてもらう!」 白が告げた言葉を聞いて、葉樹達は自称戦隊の元へと駆け出した。見ると子どもは引き離された後で、赤に手を握られながら悲鳴を上げ、その子の父親に銃を向けている自称戦隊が目に映った。 「私が彼らの銃を阻止しよう」 ウインターがそう言うと、戦隊の銃は凍り付いた。
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