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｢出来れば変身を解いて欲しい。それと今の生活を変えれるとすればどうする？｣
黄色は変身を解く、そこには中肉中背の青年がおり、食い入るように告げる。
｢そんなこと出来るんですか！？｣
葉樹は頷き、親身になり慰めるように告げる。
｢赤に巻き込まれて、強制されて辛かっただろう｣
その言葉を聞き青年は苦虫を噛み潰したような表情をして苦々しげに告げる。
｢アイツは何時もそうさ、人を巻き込んでおいて自覚が無いし、奴の所為で僕は引きこもりになったのに、そのことに気づきもしない。挙げ句には人を引きずり出して戦闘に参加させるし｣
ブツブツと呪詛のように呟く青年、葉樹は青年を止め、正気に戻し、変身装置について問うた。
｢その変身装置は外すことが出来るか？｣
葉樹がブレスレット型の装置を指差しながら聞くと、青年は疑問符を浮かべながら答える。
｢出来ますよ？｣
そう言って変身装置を剥がした。
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