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悩みはしたが良い名が思い浮かばなかったのだ。
ニードルとバインのじゃれあいはまだ終わらず、リーフがオロオロしており、葉樹とポイズンは遠くから眺めている。それに気付いたリーフが、いがみ合いを止めてくれと言わんばかりに駆け寄って来る。
「みー、みっ。みみーみ」
作る際に"み"としか発音出来ないようにしたお陰か、リーフは葉樹とポイズンの前に来ると、あの二人をどうにかして、と言わんばかりに身振り手振りで伝える。その様子を見て、二人は和み、リーフ頭を撫でる。
まあ、葉樹と幹部達はリーフが何を言っているかわかるわけで、リーフもそれを知っているがついついしてしまうようだ。ちなみに翻訳するとこうなる。
『二人ともあの二人を止めて下さい、同族なのにいがみ合うなんて間違ってます』
この言葉を涙声で言われるのだ。和む葉樹はリーフにいって聞かせる。
「大丈夫、あの二人は本気でいがみ合ってるわけじゃないから。所謂じゃれあいかな?」
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