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『うりゃ!!』
扉に渾身の蹴りをぶちかます。
扉は一気に端まで飛んでいき砕け散った。
壁には、確かに弾痕が無数についている。敵とやり合った後か?
「ジョー!!!」
振り返ると彼女は部屋の隅に屈んでいる。目線を下げると男性の傭兵が死んでいた。
『仲間か?』
「ああ、アサルトライフルの達人だ…
なのに、何で……!」
──カシャン──
『ん!?』
確かに音がした。軽いような、モロいような音が…。
先ほど通ってきた廊下を見た。
骸骨だ…。
白い頭巾にマント、猟銃を持ったのや曲刀を持った骸骨が5.6体いやがる。
『おい!なにやってる!はやくハンドガンをぶっ放せ!!』
彼女はハッと正気に戻り、銃を抜き全弾発砲した。
しかし………
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