第弐章

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でも星々ちゃんの性格でいくと逆に魂反応放出してそう。 それこそできないだろうけど。 まあ、どっか出掛けてるんだろう。 でも、なんか嫌な予感。というフラグを立ててみる。 「とにかく中に入ったら分かりますよ」 「だね」 ところで、俺の家……もとい、俺と星々ちゃんの家は二階建てアパートの一階の部屋だ。 まあ、俗にいう隠れ家みたいなもの……の筈なんだけど。 筈なんだけど、の正体は表札を見れば一目瞭然。 表札にはこう書かれている。 『請負人・空神兄妹の家 どのような依頼でも請け負います ※依頼は電話のみでお願いします』
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