序章

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「俺がそうしたわけじゃない。星々ちゃ……星々がそうした方がいいと言ったからそうしてるだけだ。俺はお前みたいな七賢人や七愚人と直接会って殺し合いをするのも別に悪くないんだがな」 「あれ?なんで私が七賢人の一人、王戎炎(おうじゅうほむら)だとばれているのかな」 名前を言った覚えはないんだがな。 「別に俺がお前のことを七賢人だと知っていようがいまいがどうでもいいだろ?」 「ふふ。その通りだね。さて、話を続けようか」 「ああ。はやくしてくれ。俺は誰を殺ればいいんだ?」
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