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「いらっしゃいませ」
早朝バイトは面倒臭い事この上ない。
「おにぎりください」
「いや、お客様に選んでいただかない分にはどうしようも」
「了解」
こんな変な奴も要るわけで…
「ﾀﾞｲﾅﾏｲﾄくれ!」
「少々お待ちください」
最近は品揃えも豊富になってきた。
「ｶﾝﾊﾟﾝしか置いてなかったです」
「じゃあ別の店に行ってください」
軽くあしらうのにはもう馴れてきた。
「ﾀﾞｲﾅﾏｲﾄまだ!？」
「500zになります」
「ありがとー!」
可愛い女の子のお客さんは元気一杯に手を広げ店を出ていった。
ﾀﾞｲﾅﾏｲﾄ両手に。
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