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「茶化さないで下さい!?…はぁ、死なせてしまって申し訳なく思っていたのがバカらしくなってきました…」
「ほう?バカらしくなってきた?人を自分のミスで殺してバカらしくなってきた?ひどいやつだ。最低だな、グズゴミドジ駄犬牝犬売女。あぁやだやだ、自分のミスを棚にあげて死ななくていい人を殺して謝罪の念を忘る。人…いや神の中でも最低の部類だろうな?なぁ最低神の牝犬ちゃん?」
「……え?、あ、ぅ…す、すみません…」
「すみません?違うだろ?」
「申し訳ありませんでした!」
そう言い神はまた土下座をした。一人の人間に対して二度土下座をしたのだ。神に仕えているものや信仰しているものが見たら発狂ものだろう。
「………」
「…グスッ…エッグ…ズッ」
「………」ギュッ
「……え?」
「ごめんな?こんなつもりじゃなかったんだ。君がこんなミスをもうして欲しくなかったんだ。俺は死んでしまったけど後悔はない。だから泣かないでくれ。君に泣かれると俺は…」
「は、はい///」ギュゥ
ケンは神を抱き締めた。強く、優しく、宝石を抱くように。そして、神もそれに応えるように抱き締め返した。強く…。もしこれが絵画ならば世界中の人々は涙を流すであろう。そう…絵画ならば。
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