異生物奮闘

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第1話「榊とホープ」 5月、体育の授業(サッカー) 生徒1「何で!?」 生徒2「こいつ何でもできんのか!?」 生徒3「わあ!!かっこいい!!」 昭沢「よしっ!!いけっ!!榊!!」 榊「はいよ!!はあっ!!」 生徒4「ボールが見えない!!くそっ」 昭沢「やったな榊!!今日も勝てたぞ」 生徒2「サッカーなら勝てると思ってた…」 英語の授業 先生「さすがだな。榊」 榊「いえいえ」 井原「昭沢君、榊君ってずっとあんな感じだの?すごいわね」 昭沢「いやー、榊は1年の時と全然違うんだが…」 井原「そうなの!?詳しく聞かせて!?」 昭沢「あいつ1年では地味なやつだったよ?大人しかったし。2年になったらすっかり変わってるよ」 井原はそれを聞いて驚いていた 榊「みんな俺のことみてるよ…すごいな。完璧になったらこんなに変わるなんて」 ???「ふん。完璧になれて嬉しそうじゃないか」 榊の心にある声が聞こえた 榊「嬉しいよ。君のおかげで毎日が楽しいよ。ホープ」 ホープ「そうかそうか。だが忘れるなよ?お前にはやらなきゃならない仕事があるんだからな…」 榊「わかってるよ」 榊の体には謎の何か(はっきりとした物ではない)のホープという者が入っている ホープ「榊、この授業おわったら出動だ」 榊「わかった」 こいつとの出会いは今から1ヶ月前 1年を地味なまま過ごし、ずっと退屈だった学校生活を送ってた俺は悔しかった 何故なら運動部や面白い人は色んな人と仲良くし、皆にかっこいいところを見せていたのだ。俺はそういうかっこいい個性がなかった 2学期、女子や色んな人とも仲良くなるため、運動部の人達と同じ事をしようとした。けど部活はやってないから自分から接しようとした。しかし… 自分はもう皆から地味な印象を与えられ、中々人脈を広げることができなかった。運動も苦手で運動部の人見たいにかっこいいところはなかった 昭沢もサッカー部で色んな人と仲良くしていた 俺はクラスに気になる子がいた。その人は運動部の人とよく話していた。クラスの中心にいた 俺はその子と仲良くなろうとしたが地味な印象と面白くないところのせいであんまり話させず、結局大したこともせず1年が終わった 春休みの時、補習で学校言ったとき、ホープに出会った。 ホープ「お前の1年の生活を見たぞ…力になってあげようか?」 榊「だ、誰だ!?」
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