俺は自衛隊隊長の珠騎(タマキ)

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バリバリバリバリ… ヘリに乗って、秘境の森の上空をホバリングする。 隊員「隊長!着陸の準備が出来まし   た!」 珠騎「よし、徐々に高度を下げ     よ!」 隊員「はい!」 徐々に高度が下がる中「にゃぁ…」と聞こえた、 珠騎「ん?………嫌…聞こえるはず   無いな…」 ここは遙か上空、それに、ヘリの騒音により、声はかき消される 隊員「た…隊長!?…あれは何で    しょうか!」 双眼鏡を手に取り、隊員が指差した場所に目を向ける 近づいてくる物体が、徐々に鮮明に見えてくる 珠騎「な……馬鹿な…どうやっ     て…」 見えたのは猫、猫は別に不思議ではない、 ただ、俺のいる所を思い出してもらおう… 俺はいま森の上空にいる、高度を下げていると言ってもまだ木の上だ、 分かるか?猫が、上空にこれるはず無い、しかも、猫は横から垂直に来ている… こんなの有り得ない…
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