感じたこと 思ったこと

チョウ

春になるとチョウが野原に飛ぶ。チョウにとって野原は非常に広い、まるでモンゴルの草原のようであろう。飛びながら、絵画のように美しい花を見つけ、シロップのように甘い蜜を吸う。吸い終わると草花に感謝を伝え、また飛ぶ。クッションのように心地良さそうな葉を見つけて、そこに休む。春の野原は子どもに虫取りされるなどを除けば、チョウにとって住みやすい都でもあろう。