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「蜜」
「はぁいっ」
「………」
午前1時が門限だけれども。
その日の私は、早めに切り上げて、午後11時くらいに、帰宅した。
相当に、ご機嫌な状態で。
「…すげー酔ってる?」
「そんな事ないの~」
「…………」
「そんな事~ないんですよ~」
ああ…、はいはい、ちょっとだけ酔ってるんだな、と哲は。
いま真也来てて、アイスいっぱいあるけど来るか? と首を傾けた。
「真ちゃん」
「そう、真也な」
「アイス」
「………」
うふふふ、と笑った私はご機嫌で。
行くぅ、と哲のお腹に抱きついた。
………らしい。
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