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「俺のは書かなくていい」
「…えぇ…」
じゃあ…オムライスやめます。
食べたかったな…、としょんぼりする雅に。
何がどう食い違ったらこうなるんだ?と。
面倒そうに、前髪を掻き上げた。
「あー…面倒な奴だな」
わかった。
わかったから、しょげるな。
なんか書く文句考えるから。
「5字以内でお願いします!」
ぱっ、と顔を上げた雅に、深く深くため息をついて凱司は。
そうは言っても、別になぁ……と、ちょうどメールを寄越した宇田川に。
お前んちのオムライスは、なんて書いてある?と。
返信ついでに、そう、打った。
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