ハンターの入り口

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「ジレン、何回言ったら分かるんだ。少しはレイラを見習いなさい。」 「わかったよ。」 「ですよね。今日は大事な一人前ハンターの試験だってのに。」 「まぁ、今回の試験の事だが・・・・。」 「んだよ、勿体ぶらずに話してくれよ。」 村長は一枚の紙を見せる。 [~イャンクック・ダイミョウザザミ~] 今回の依頼は、この二体だ 二体共ジャングルに生息。 至急討伐に向かえ。 「ふーん。」 「この二体ですか?」 「いかにも。」 落ち着いてる様子を見せる二人だが、内心緊張している。 「私はデットフリルパラソルで行くわ。」 「俺は斬破刀だ。」 「では、気をつけるんだよ。」 依頼を注文し、狩りに出る。二人の防具はレウスシリーズ・フルフルシリーズで固められている。過去に一流ハンターと仲間になって討伐し、剥ぎ取った素材で作れたのだ。 「イャンクックか。飛竜類では弱いが油断禁物だ。」 「そうね。時間は3日だから二人で一体を片付けましょう。」 「わかった。」 狩りになると真剣になる二人。 「よし。アイテムも積んだから行くか。」 「そうね。あ、ペイントボールと音爆弾持った?」 「ある。支給品にあと一つ一つある筈だ。レイラも持っておけ。」 「うん。」 こうしてジャングルの中に入って行く二人。
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