第一章

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「ミ~ン」 「ミ~ン」 夏をよりいっそう感じさせるセミの鳴き声は途切れることなく聞こえてくる 真夏の昼間 剣道の全国大会が行われていた ???「ハァ…疲れた…」 いかにもやる気のなさそうなこの青年 きれいな顔立ちで髪は男にしてはちょっと長く、真っ直ぐの黒髪で真ん中から分けている 今彼は木陰で木によしかかりながら体を休めていた
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