水閃の洋館

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マリネ(次からマ)「ね、ねぇ…本当に入るの…?」 トウヤ(次からト)「うん」 ルカ(次からル)「大丈夫だよね…」 リュウマ(次からリ)「俺たちも食われたりしてな」 マ・ル「やめてよ!」 リ「ハハハ」 ト「アハハ。よし、じゃぁ、入ろう」 リ・マ・ル「う、うん/うん/あぁ」 トウヤたちがこの有名な館に来たわけは――――― ~昨日~ ト「おーい、みんなー!」 リ「なんだよ、トウヤ」 マ「何かあったの?」 ト「あのさ、みんなはあの洋館の噂、知ってるよな?」 ル「うん。町の人たちが行っても帰って来なくて、それで町の人たちはその館の主人に食べられた…って噂だよね?」 ト「あぁ。それでさ…明日、その館に行ってみない?」 マ「え、でも危ないよ…」 ル「もし、私たちも帰れなかったら…」 リ「…俺はいいぜ」 マ・ル「リュウマ/くん!?」 ト「リュウマ…サンキュー♪」 リ「トウヤ…お前、あの館から帰って来ない町の奴等を探しに行くんだろ?」 ト「へへ。やっぱリュウマにはバレバレか」 リ「当たり前だろ」 ル「でも、町の人たちって食べられたんじゃぁ…」 ト「それは噂だから、もしかしたら生きてるかもしれない」 マ「……わかった。あたしも行くよ」 ル「マリネちゃん!?」 ト「マリネ、本当か!?」 マ「うん。だって、あたしの友達も行ったっきり帰って来ないから…心配で…」 ル「そうなんだ…それじゃ、私も行く」 マ「ルカ…うん」 ト「よし、じゃあ明日の14時、館の前に集合な!じゃあ!」 リ・マ・ル「じゃぁな/バイバイ/またね」
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