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そして現在にいたる。
ト「おぉ…結構中はキレイなんだなぁ」
マ「トウヤ…それちょっと失礼だよ…」
ト「アハハ。それにしても、静かだな…誰かいないのかな?おーい!誰かいるー!?」
ル「ちょ、ト、トウヤくん!?」
リ「お前…バカか…」
ト「え?なんで?」
リ「はぁ…なんでもねぇ…」
ト「?」
マ「……!…ねぇ…みんな…あれ…」
ト「どうした?…!あれって…」
そこには壁に血がベットリとついていた。
ル「……血…?」
マ「町の人たちの…かな…?」
ト「まだ、わからない…」
リ「だが、可能性はあるな…」
カツン、カツン
全「!?」
ト「だ、誰か来た!?」
ル「ここの主人!?」
カツン、カツン
マ「や、やだ!こっちに来るよ!?」
リ「静かにしろ!」
カツン、カツン
「あれ?貴方たちは…?あ、お客さん!?久し振りに来た!」
ダダダ
ト「ヤ、ヤベェ…逃げよう!」
リ・マ・ル「あぁ!/う、うん!/うん!」
「あ、ちょっと、待って!」
ダダダ
マ「や、やだ!追いかけて来るよ!どうすんの!?」
ト「と、とにかく走れ!」
ダダダ
ル「キャッ」
ドテッ
ト「ルカ!」
リ「大丈夫か!?」
ル「…ちょっと足を捻ったみたい…みんなは先に行って!」
マ「何言ってるの!?ルカも行くよ!」
ル「お願い…行って…」
マ「そんなこと!」
リ「…わかった」
マ「ちょ!リュウマ、何言って…」
ダダダ
「あ!いた!」
ル「早く行って!」
ト「……ごめん、ルカ」
リ「おい!こっちだ!」
マ「あたしはここにいる!」
ル「マリネちゃん…私は大丈夫だから…お願い…」
マ「ルカ……わかった…」
ト「マリネ、早く!」
マ「無事でいてね!」
ル「うん」
ダダダ
「はぁはぁ…あれ…?貴女1人?…足、捻ったの?」
ル「そ、そうだよ……早く食べるなら食べてよ…」
「……」
シュ
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