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二番目アリス
「なっ・・・なんなんだ一体。」
メイコに殺されかけた男性は目の前で一部始終見ていた。
男性はメイコの最後を見てしまったせいか、メイコに殺されかけたせいか恐怖で震えていた。
「あぁ~一番目アリスはダメだったかぁ~。仕方ないか。」
「き、きみは!?」
「そんなに怯えなくて大丈夫だよお兄さん。・・・」
ムゥーは笑顔で男性を励ましたあと、少し考える仕草をしたあと、また口をひらいた。
「そうだぁ!お兄さんが二番目のアリスになってよ!」
「あ、アリス?」
「うん!じゃあ、がんばってね!」
「ちょ、ちょっと君!」
「あっ!そうだ!僕からの助言!あんまり今のこと気にしないほうがいいよ!じゃあね!」
ムゥーは去る前に思い出したように言った。
ムゥーが去るとちがう町に移動し、人々は何もなかったように賑わいはじめた。
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