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「あぁ~どうしたものだ。」
あれからどのくらいたったかはわからない。
メイコはずっと考えていた。
『アリス』について。
「アリスとは一体なんなんだ。わからない。わからないものになるなんて無理だ。どうすれば・・・。」
「お姉ちゃんどうしたの?」
「ん?なっ!?」
メイコが振り向くと小さな女の子がいた。
しかもさっきまで確かに自分は森の中にいたのに今は何故か街の中にいる。
話しかけてきた女の子はおそらくこの街の子供だろう。
「き、きみは?」
「私はニーズ。お姉ちゃんみない顔だね!何してるの?」
ニーズと名乗る女の子は可愛らし笑顔で名乗ってきた。
「わ、私は・・・そ、そうだ!ニーズ、君はアリスとゆうのをしってるかい?」
「アリス?」
「そうだ。どうしても知りたいんだ!」
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