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母は、私が目を覚まして、看護士さんが部屋を出てから、何度も私に「大丈夫?」と聞きました。
心配してくれていたのはわかります。
ただ痛くて「大丈夫」の一言を返せません。
もちろん、頑張って痛みを我慢すればしゃべれますよ。
ただ、息を吸う時点でお腹が痛いです。声を出すのも痛いです。
筋肉痛に似た痛みです。
どうしても、その痛みに耐えてでも、伝えたい事でなければ、しゃべりたくありません。
しゃべらなくても常時お腹が生理のように痛くて気持ち悪い上に、しゃべると筋肉痛のように痛いです。
最初の「大丈夫?」に答えようとして、しゃべるのが辛いことに気づきました。ほとんど息のような声でなんとか「大丈夫」って伝えました。
二度目以降の「大丈夫?」には、もう答えたくありませんでした。
さっき答えたばっかりで、体に変化もないから同じ答えになる。同じことは言いたくない。できるだけしゃべりたくない。
だから、「大丈夫だけどしゃべると痛いから、大丈夫?って聞かないで」
と言いませんでした(笑)
「大丈夫」が辛いのに、こんな長くしゃべれないです。
言いたいけど言えなくて、言わないと母にはわからないからまた「大丈夫?」って聞かれるし、イライラのループは止まりませんでした。
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