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次の日。
「はぁ…」
変身か…。
思わず頑張るとか言っちゃったし…。
とにかく、学校行こう。
私ゎ鏡をみた。
「あ…」
真っ黒な髪を三つ編みにメガネ、校則守った膝下ロングスカート…。
暗いのかな…?
そうだ!
私ゎ3年前の写真を出した。
真っ黒な髪ゎポニーテール、メガネじゃなくてコンタクト明るい色の洋服…。
全体的に明るい…?
前みたいに…。
私ゎハサミを取り出し長い前髪を切った。
そして学校に行く前に、コンタクトを買ってつけた。
もう一度、鏡をみた。
「少し変われたかな?」
相変わらず髪型ゎ三つ編み。
私ゎゆっくりとゴムを外した。
胸まで伸びた髪にウェーブがかかった。
私ゎ少し変わった姿で学校へ行った。
教室に行っても、まだ誰もいなかった。
学校について、鏡とにらめっこ。
「変かな…?」
ガラッ
「うぃーっす」
「おはよー」
「おはよう」
「って全然、人いねーな」
「いつもより早くついたからね」
「いつもなら寿々歌が来てるのに」
「クラスにあんな奴いたっけ?」
「さぁ?」
え…?私だって気づいてない?
「あたし寿々歌に電話してみる」
私ここにいるんだけど…
でも、なんか言いづらい…
♪プルルル
「え…?」
「あの人から着信音聞こえるよ!」
「まさか!」
あいつが顔を覗いてきた。
「寿々…歌なのか?」
私ゎ黙って頷いた。
「寿々歌!?」
「本当に?」
朱里と玲音も驚いてる。
「前髪も髪型もメガネもどうしたの!?」
「どうしたって…前の私に戻るって…。だから少し頑張ってみたんだけど…」
「寿々歌が戻った!」
「少しだけどね!」
「やればできるじゃねぇか!」
「うるさい。」
私も少し変われたよね?
もうちょっと頑張ってみようかな?
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