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私ゎいつも通り登校して、いつも通りにつまんない1日を過ごす。中学3年生。
でも今日ゎ違った。
「寿々歌ー!今日、転校生来るって!」
教室に響くくらいの大きな声を出してるのゎ寺田朱里。
私と違って明るくて派手。
世の中でいうギャルだ。
「そう。」
「相変わらず冷たいなー」
「これが私だから」
「まぁ慣れたけど(笑)転校生ってイケメンかな~?」
「どうでもいい。朱里、彼氏いるでしょ。そんなこと言ったら玲音に怒られるよ」
朱里にゎ彼氏がいる。
爽やかでモテモテな玲音が。
「そうだった(笑)」
「僕の存在忘れないでよ!」
「ごめんね!」
この人が朱里の彼氏の浅賀玲音。
相変わらず爽やかだな。
「寿々歌!転校生来るって!」
「朱里から聞いた。興味ない」
「やっぱり?」
2人にこんなに冷たくしてるけど、世間でいう幼なじみだ。
♪キーンコーンカーンコーン♪
「転校生~♪」
「テンション高いな」
朱里ゎ転校生と連呼しながら席についた。
私の前の席に。
玲音ゎ朱里の隣に。
「転校生を紹介する!」
先生がそう言うと、乱暴にドアを開けて派手な男が入って来た。
「長江崚行。夜露死苦」
クラスのみんながざわつく。
私ゎもちろん興味ないから無視。
「転校生ヤンキーだ!
カッコいい♪」
「朱里!彼氏の僕がいるのに!」
「ごめんね!」
カッコいい?カッコいいってなに?
私にゎわからない。
私ゎ転校生を見た。
「派手…」
転校生ゎ金髪、腰ぱん、ネックレス、ピアス…
校則ゎ1つも守ってない。
というか守る気0。
「はぁ…」
関わりたくない。
私ゎそう思った。
でも、簡単にそうゎいかないみたいだ。
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