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過去
※自宅時は虎から健へ変わります。
健「ただいま～」
健太が家の扉を開けると１人の女の子が走って来た。
？「お帰り♪お兄ちゃん♪」
健「ただいま、奈央」
虎松奈央（ｺﾏﾂﾅｵ）は虎松健太の妹、現在中学１年生。
６年前に母を亡くしてから健太と奈央と父の正和と暮らしていたが突然の父の失踪、現在は健太と奈央が暮らしている。
奈「お兄ちゃんは部活見学はしたの？」
健「ああ、したよ。」
奈「もちろん野球部だよね」
健「いや、野球は辞めた。」
奈「なんで!?」
奈央は驚いた。
奈「お兄ちゃんはあんなに野球が好きだったのに！なんで!?」
健「もう、奈央にも迷惑をかけたくないんだ。だから・・・」
奈「そんなの自分勝手じゃない！お母さんだってそんなの望んじゃ・・・」
健「とりあえず、辞めたんだ。」
健太は2階へ登ってアルバイトの準備をしていた。
奈（お兄ちゃんのバカ・・・）
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