谷本と友沢

2/4
前へ
/28ページ
次へ
谷「何!?」 ア「これは右中間に抜けるか!?」 谷「捕るんだ!!」 打球はライトのグラブを弾く ア「あ~!?打球は右中間の奥に抜けってた~!!」 谷(ま、負けた) 友(勝ったとは言え、あの速球に降り遅れか・・・) ・ ・ ・ 谷(あの友沢は凄かった、完全に抑えたと思った) 友「よう」 谷「友沢?何の用だ負け犬に言葉はいらないだろ?」 友「いや、今回は危なかった、降り遅れで打ち取られるところだった」 谷「だが、結果は負けた、オレの自己満足でな」 友「まあな、あそこで予告勝負をしなかったら、勝ってたがな」 谷「わかんねぇ~よオレも胸の奥が熱くなっちまって、チームには迷惑をかけた」 友「いや、あんなに危なかった試合は久しぶりだった」 友「オレは弱いと思った奴には声はかけない」 谷「って言うことはオレを認めたと?」 友「ああ、それでな良かったら練習に付き合ってくれないか?」 谷「オレで良いのか?」 友「ああ、もちろんだ」 谷「ありがとう、練習よろしくな友沢」
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加