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俺はそっと真亜子の手を取った。 彼女はきっと俺がこうなったのを自分のせいだと思ってる。 真亜子を狙っていたやつらを倒すために激しく動いたから。 でもそれは自分自身のせいだ。 体のことをわかっているのは俺だけなのに頭に血が上って動いてしまった。 こうなることもわかっていたのに。
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