さ行

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蒸気タービン主機 ・ボイラーにより発生させた蒸気により、タービンを回転させ、推力を得る機間。 一般に、化石燃料を燃やすことにより、蒸気を発生させるが、原子炉によるものもある。ディーゼル機関に比べて、装置の規模が大型であるが、高出力が得られ、艦艇に多用されていたが、最近では、ガスタービンに移行されつつある。 水中測的 ・潜水艦などの水中目標や、潜水艦から水上艦艇など、水中を介する目標確認方法。 水中では、電波が伝播できないことから、レーダーなどの電子兵器が利用できない。 その為、ソナーなど超音波音響によるセンサーを活用することになる。 音波は、海中の、海流や温度差などにより、電波のような一様性が得られない為、平時からの海洋調査や、データ分析が欠かせないバックボーンである。 水中翼型船型 ・船体外部に取り付けられた翼により、航走時の揚力を利用して船体を水面より浮き上がらせ、水の抵抗を少なくして航走する物。 全没水型と、半没水型がある。 垂直発射機 VLS(Vertical Launch System) ・従来のミサイルは専用のランチャーにより、装填、射撃されていたが、連続発射には、極めて貴重な時間をロスすることになる。これに対して、ランチャーがそのままユニットとなったVLSとすることにより、同時に一斉発射することも可能である。また、艦内に埋め込み装備することにより、防御性も格段に向上し、1ランチャーの故障による戦力激減がなくなると言う利点がある。VLSを利用する為には、ブースターの強化と、発射後の方向変換、姿勢制御機能を付与する必要がある。
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