115人が本棚に入れています
本棚に追加
ナポレオン「この恨みいかで果らさでおくべきか……!!」
ピョートル「まぁまぁナポちゃん、鼻を少々ラパイったくらいでそんなに怒らなくても……」
ナポレオン「鼻変形させられたら誰だって怒るわ!!てか『ラパイる』とか変な動詞を作るな!!
そもそも何故我輩がこんなひどい起こされ方をせねばならん!?」
ピョートル「あ、そうそう。ちょっとナポちゃんに聞きたい事があってサ」
ナポレオン「聞きたいこと?
それは一日三時間しか無い我輩の貴重な睡眠時間を削ってまで聞くことか?」
ピョートル「大問題だよ!!だから叩き起こしたんよ?」
ナポレオン「ほう、じゃあ何の用件で我輩を起こしたのか言ってみろ」
ピョートル「……どう思う?」
ナポレオン「…………は?」
ピョートル「いや『は?』じゃなくて、どう思うかって聞いてんの!!」
ナポレオン「どう思うって……何を?」
ピョートル「もう!!鈍いんだから!!これだからチビは嫌いなんだ……」
ナポレオン「そういう話はなるべく我輩のいない場所でするものではないのか?」
ピョートル「ホントにわからないのかい?この前ナポちゃんに言われたアドバイスを実践したまでさ」
ナポレオン「この前……」
ピョートル「第一話での会話を思い出して!!」
ナポレオン「え~と……、あ。
……ヒゲ剃ったとか?」
ピョートル「当たりだよナポちゃん!!
実は今度の合コンに向けてイメチェンでヒゲを剃ってみたのだけれど……。
どう?似合ってるかな?」
ナポレオン「……やっぱお前、大砲で吹き飛ばす」
最初のコメントを投稿しよう!