115人が本棚に入れています
本棚に追加
マルクス「……う~む」
ナポレオン「何だ何だ、また貴様は難しい顔をして考え事か?」
マルクス「……う~む」
ナポレオン「我輩は無視か。というか貴様は何を見て悩んで……」
マルクス「……うむ、やはりこう言う体位の方が良いか……」
(ペラリ)
ナポレオン「エエエエエエロ本!?!?」
マルクス「……む、何だね君は。小生の有意義なる夢の時間を阻害しようとでも言うのか?」
ナポレオン「するともさ!!貴様はこんな所でエロ本なんぞ読みおって、恥ずかしいとは思わんのか!?」
マルクス「いや全く」
ナポレオン「真っ向から否定された!?」
マルクス「むしろ己の欲望のままに生きるのは、人生の長さを制限された人間にとって不可避なのではないか?」
ナポレオン「要するに貴様、性欲を抑え切れないだけだろう!?
ムダに小難しく言うな!!!!」
マルクス「何を言う。小生は己の心を支配しようと頭を擡げる欲望と日々戦っている」
ナポレオン「連戦連敗ではないのか」
マルクス「いや、小生は偉大なる父上の遺言をしっかりと守り……」
ナポレオン「……遺言?」
マルクス「そうだ。幼き小生に父上が残した金言……。
『BL、ダメ、絶対』」
ナポレオン「どんな遺言!?」
マルクス「む、これはれっきとした事実だぞ。今でもよく覚えている。
父上が優しい声で、当時八歳だった小生に諭し……」
ナポレオン「八歳の子供に何と言う事を教えているのだ!?!?」
マルクス「お陰で小生はハドリアヌス帝に掘られる事はあっても、こっちから掘る事は無かった……。
やはり、気持ちが良いのはどっちかというと女性の○○○」
ナポレオン「止めろぉぉぉ!!小説が規制に引っ掛かるぅぅぅぅぅ!!!!」
(ガシィッ!!)
マルクス「ムグ!?止めろ、離せ……。
……ハッ!?まさか小生を掘る気か!?止めろ!!小生はもう女体にしか興味は無いのだ!!!!」
ナポレオン(古代ローマ人が好色だというのはシャンポリオンから聞いた事はあったが……。
ここまでとは、恐るべし、ローマ帝国!!!!)
最初のコメントを投稿しよう!