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そう思っていたら急に周りが明るくなり、一つの扉が現れる。
この扉の向こう側がなんなのか、生き還る事ができるのか、興味本位で入った。
扉の向こう側には真っ白な部屋にテレビとソファー、それと髪の長い女性がソファーに座っていた。
「此方にいらして下さい」
俺がこの部屋に来る事を知っていたのか女性は指示を出し、俺はそれに従う。
女性の近くに行った時、驚いた。
白く綺麗な肌、そして純白の翼、吸い込まれるような瞳に綺麗な唇。
体格も出てる所は出て、へこんでいる所はへこんでいる。
まさに完璧な女性…いや、推測だが女神がそこにはいた。
「確認しますが、如月桜姫様ですよね?」
如月桜姫-キサラギ オウキ-それが俺の名前。
漢字だけを見た奴は必ず女だと勘違いされてしまっていたトラウマがあったりする。
「…はい」
「ごめんなさい」
俺が答えるなり急に謝りだした。
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