【シンデレラ】

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演じた訳も無く、 本当に玉の輿だった様で、 必死に生きても貧乏と隣り合わせ 誰よりも三倍努力をしたし 欲しい物は我慢して生きて居た時 その男性と巡り会った... 25歳から30歳の頃....。 化粧品も無い、衣服も殆ど無い…。 最初の出会いはラウンジの常連さんです… 寮生活の私は.... ある寒い冬の時でしたね。 雪が降ってた深夜の事ですが、 仕事が終わり寮に着いた私は、 玄関の前でバックから鍵を出そうと捜しました 鍵が見つからない....どうしょう。 寮の鍵が無い... 忘れてしまったのか? なくしたのか? バックの中にも無い… 私 「手帳を見て誰か居ないだろうか?」 独身の人を捜しました。 顧客リストから、この男性をチェック、 公衆電話から電話をしました。 時間は深夜1時だったと思います。 松岡さん 「今から直ぐ向かうからね、場所を教えて」 私は1歳2ヶ月の息子を 抱っこしながら 公衆電話の中で 座り込み待ってました。 私と息子をモーテルに泊まらせて 私の手に1万円札を握らせ、 松岡さん 「お腹空いてるでしょ、頼んでお腹を満たしなさい」 そう言って 松岡さんは帰りました。
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