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「捜査三課の皆! 居る!?」
突然ドアが開かれ、慌てて視線を向ければそこには並木の姿が見える。
「居るのは俺と大守だけっスけど……」
「どうしたんですかそんなに慌てて」
しかし、二人の質問に答えず並木はハイヒールの音を強くさせながら二人の元へ近付いてきた。
途中、躓き転び、丁度額の位置にある机の端に思い切り額を打ち付ける。
「…………」
余りにも一瞬の出来事過ぎて逆に二人は何も言えない。
それから暫くして並木は起き上がった。
「……も、もう一回やり直して良いかしら……!」
「え、あ……はい、どうぞ……」
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