1人が本棚に入れています
本棚に追加
2人の男は驚いてこちらにかけよってくる
髪が黒くてさわやかな印象の男が本当に今にも泣きそうな顔で
「よかった…。1週間も寝たきりだったんだよ」
と私の顔を覗き込んできた
もう1人の男は後ろの方で下を向き、こちらを向きそうにない
髪は少し明るくてオレンジっぽい短髪だ。
……いくつだろうか
「‥‥みなみ?」
さわやか青年が心配そうに声をかける
「‥‥みなみって?」
一瞬男の顔が固まった
「え?」
「‥‥‥だれ?」
「え」
時が止まったような感覚だった。
ように思う。
まさに絶句。そんな顔をしていた
.
最初のコメントを投稿しよう!