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ねぇ、今君はどうしてる？
僕は今、君に問い掛けてる
今日、身体測定があったんだ
そしたら、君の身長、越えてた
とうとう抜かしちゃった
背の高かった君、いつもイジメられてた僕を守ってくれた背中
君が居たら、今は僕が君を守れるかもしれない
それでも…
僕は、君の背中に隠れる
そしてそっと抱きしめて、言うんだ
「ありがとう」って
そう、言えばよかった
言いたかったのに言えなかった
あの時も…
ねぇ、今も君は優しい君なのかな？
誰かの為に命を落とすくらい、正義感の強いままなの？
問い掛けても、返事はかえらない
かえってこない
夜空に輝く星々の中で、一瞬、一つの星が強く瞬いた…
…うん
大丈夫だよ
いつまでも君は此処に居てくれる
見守ってくれる
「ありがとう」
僕はそう呟いた
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