羊執事 2

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「…はいはい」 私は不機嫌丸出しで歩いて学校へ向かった。遅刻ギリギリで全力疾走する羽目になったが、風がいつもより気持ち良かったのはここだけの話だ。 「私もリムジンで送られたいわ!アホ執事、免許取りなさい!」 目を丸くする執事…いや羊。 「はい、分かりました」 って対応早っ! 次の日、チャリと羊がそこにいた。 「おはようございます、留奈さん」 羊は燕尾服に頭のサイズに合ってないヘルメット…という出で立ち。
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