新緑が深緑に移り行く季節に変わりゆく母子関係(美鈴side)

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すごく久しぶりの感覚でした。 渇きすぎていた自分の体を 改めて実感することになりました。 私にも、まだ女の部分が残っていると、 余韻も抜け呼吸を整え体を洗い 翔にあの声が漏れ聞こえなかったか 少し心配になりながらも 何事も無かったように脱衣所へ 下着を着けようと手に取りました。 色気も何も無いガードルタイプの下着 いつも履いてるの下着なのに 今日はなぜか、それを履く気には なれませんでした。 クローゼットの引き出しには 可愛いのやセクシーなのが まだ置いてあったのを思い出し 今日に限ってはそちらの方を 履きたくなってしまいました。 タオルだけを体に巻き 急いでクローゼットに向かいました。 翔に裸を見られる事は 珍しくも無いですけど 今日は、なんだか見られるのが 恥ずかしく思えました。 なんとか 翔の目にとまること無く クローゼットにたどり着き 下着を選びました。 『これは可愛過ぎる…こっちはセクシー過ぎ …これ!可愛いけど少しセクシー 今の私の気分にピッタリだわ』
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