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そう言い終わったら
お母さんが急に僕の頭を自分の胸に
押し付けるように抱きしめてきたんだ。
顔にお母さんの柔らかい胸の感触が
透ける薄い布越しに伝わってきたんだ。
「おっ…お母さん、くっ苦しいよ」
本当に苦しい訳じゃなくて
何だか照れくさくて
少し笑いながら言ったんだよ。
それにね、あの柔らかい感触に
何だかドキドキしちゃって
恥ずかしいのもあったんだ。
「あっ、ごめんね、嬉しくて、つい」
お母さんは照れたような笑顔で言ったんだ。
その笑顔のままで居るお母さんは
今までのお母さんと違って
何だか、すごく可愛かったんだよね。
そうしたら、いきなり
「そうね、これからは下着にも気を使うわ
…似合ってるか、ちゃんと教えてね?翔」
って言ってきたんだ。
心臓のドキドキが跳ね上がった気がしたよ。
でも他の誰かにお母さんの下着姿
見られるとかも嫌だし
「えっ?…ぼ、僕が?‥まっ、いいけどさ」
テレビに目を向けながら言うしかなっかたよ。
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