高校卒業後フリーター時代

2/3
前へ
/10ページ
次へ
高校卒業後フリーターをしながら適当に過ごしていた時、小学校時代の同級生にたまたま再会。 懐かしさもあり、意気投合~男女の関係になるまで時間はかからなかった。 お互いに何かいうわけでもなく自然と付き合いはじめて数ヶ月目に妊娠。 しかし当時彼は無職。 私の両親の反対によりあきらめることになった。 数週間は彼に会わなかった会いたいと思うまで時間がかかった。 今まで毎日会いたかったのに・・・ 肉体的にもそうだが、精神的な傷は相当だったのだろう。自分が自分じゃないような気持ちに苛まれてもがき苦しんだ。 なにしてんだろ。私。 毎日そんな事を感じながら何もせずベッドの上でぼーっとしてたら1日が過ぎていった。 彼から、大丈夫か? と電話をもらった時に自分の中の何かがハジケタ。 会いたい。 あの頃の私は恋に恋している状態だったのだと思う。彼に会いたいと感じた自分にストップをかけなかった 辛い事があったのに、またいつもと変わらない毎日に戻る。バイトして、彼に会って。 それを毎日繰り返していた。 それから数ヶ月、気をつけていたつもりがまた学習能力のない事態になっていた 唯一違う事は、私達は絶対産む決心をしていた事 お互いの両親から逃れるようにして、幼い頃から馴れ親しんだ地元を捨てた。 まだ寒い2月。 朝早く家をでた。 彼の叔母を頼り静岡での生活2ヶ月目、居場所がばれる事を恐れて住民票を移さなかったので、自分達では婚姻届を出せずにいた頃、突然彼の両親がやってきた婚姻届を渡され、 あなたのご両親に会ってきたの。了解をいただいているからね。 彼の母親からの一言に嬉しさと感謝とで号泣していた そしてお互いの両親が話し合いで近くにいたほうが良いという事になり、地元に戻った。 私の実家と彼の実家は歩いて2分。 近いからこそ私には不都合もあった。 しばらくは私の実家に彼とともに住んでいた。彼は慣れはじめて居心地も良くなりはじめていたが、彼の両親は当たり前のようにあまり良くは思っていなかった様子だった。 その後アパートを借りて住みはじめるも、彼は職場をすぐに辞めて毎回2ヶ月くらいしかもたなかった。 自分の両親には言えない日々。私が勝手に結婚したのだから言えるわけもなかった。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加