なにがあっても驚かない

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父の死から数年がたっていた。 姉は結婚詐欺まがいの事もしたらしい。 お相手が姉の親戚を探してうちまでたどりついたらしい。 姉のした事はひどい事ですし、謝ります。でも私はもう彼女らとは関係ないのです。 訴えてください。 申し訳ないのですが、私には姉も母ももういませんのでお力になることは出来ません。 本当にすみません。 お相手の方はとても優しい方らしく、 分かりました。大変な事があったのでしょうね。 こちらで対処しますから大丈夫です。 と言って帰っていった。 こんないい人を騙すなんてやはり病気だな。 姉に対する気持ちも冷めきっていたのか私は驚くくらい落ち着きはらっていた。 なんでこう色々事件を起こすのか・・・ 関わりたくない。 ただただそんな想いが頭の中を駆け回っていた。 はぁ。疲れるな。
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